家査定前の準備 立地条件

家査定前の準備 立地条件

家査定の依頼をする前に、準備すること。
査定をしてもらう物件の立地条件を整理して見ることです。

不動産を購入する時に、一番重要視されるのは、立地条件だと思います。

購入希望の方、内覧希望の方は、
ある程度、地域と予算を限定して探されています。

私の自宅を内覧に来ていただいたお客様との会話では、
隣り町の分譲地を含めた、同じ生活圏で探しており、
基本は、自分たちが返済していける、予算のなかで
中古だけでなく、新築物件も含めて探されていました。

立地条件は重要なのですが、
それ以上に優先するのは、予算です。

私も売却したこの物件を購入する時には、
予算を最優先しています。

定期借地だったので、支払額は保証金で
100万円余計払うと条件の良い区画を選べました。

保証金で100万円のプラスは、
所有権に直したら、いくらになる???
これは、考えました。

後で、売却する時に、
次の購入者が買いにくい金額になるのを避けるためです。

良い立地条件の土地であっても、
買える方が限られてしまうのは、避けたかったのです。



この立地条件の土地(区画)を選んだ
理由をまとめたのは次の項目です。

立地条件
駅までの距離
学校まで距離
買い物の場所



駅までの距離



最寄り駅は私鉄の駅です。
駅までの距離は4分。
実際に電車に乗るまでの時間は5分でした。
一箇所道路を横断しますが、
それ以外は遊歩道で、駅まで歩いて行けます。

70メートル、駅よりにマンションが二棟ありますが、
エレベーターを使って降りてくることを考えると、
駅前のマンションと所要時間は一緒です。

人気は、バスで9分程のJRの駅ですが、
徒歩5分以内の立地は、
この地域では、少ないので 魅力的な立地になっています。


学校まで距離


小学校までは、350メートル
遊歩道を使って通学出来ます。
街区内の公園は目の前
大きな公園まで150メートル



買い物の場所
自転車で5分の距離のショピングモールが2つ
スーパーも同じくらい距離に。
コンビニが550メートルと、ちょっと遠い。


子育て世代に人気の地域です。
そして、駅まで近い中古戸建て。


欲しいと思ってもらえる立地条件はこの2つです。


新築物件とも、かなり競合しました。
同じメーカーの新築分譲住宅とも、金額差が大きく無く
競合しました。

中古物件より、買えるなら新築が良いと言う奥様と、
駅から徒歩圏の資産価値に惹かれる旦那様。

夫婦内で、意見が一致せず、決めきれないお客様が
何組かありました。

仮に、私鉄の駅。地下鉄の駅。モノレールの駅でも、
徒歩5分以内の物件の魅力は大きいのです。

査定依頼をする物件の立地条件。
セールスポイントをしっかり掴んだ上で
査定依頼をお願いするのが良いと思います。

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